絵が下手な人は営業も下手かもしれない

2018.01.18

 

今日は

「お絵描き」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

皆さんは

「絵を描く」

のは得意ですか?苦手ですか?

 

 

絵が上手というのは

「見たままに描ける」

ということです。

 

 

絵が上手な人とそうでない人の会話があります。

 

上手な人 Aさん

下手な人 Bさん

の椅子を描いたときのことです。

 

 

Bさん

「すごいね!椅子そのものだ。僕もそういうふうにできたらな」

 

Aさん

「何ができたらなって?」

 

Bさん

「見たままに描けたらいいってことだよ」

 

Aさん

「どうしてそれができないんだ?」

 

Bさん

「わからない。とにかくできないんだ」

 

Aさん

「数字やアルファベットは書ける?自分の名前は?」

 

Bさん

「それはもちろん書けるよ」

 

Aさん

「関節炎や腱鞘炎に苦しんでいるとか?」

 

Bさん

「全くそれはない」

 

Aさん

「目に問題は?」

 

Bさん

「それもない」

 

Aさん

「じゃあ、どうして描けないの?」

 

Bさん

「わからない・・・」

 

Aさん

「身体に問題がなければ、メンタルに問題があるのかも」

「手は動くし、目も問題ない」

「となると、椅子を見ていないということになるね」

 

Bさん

「もちろん見えているよ」

 

Aさん

「見えているけど、見てはいないんだよ」

 

Bさん

「君が本当に見ているなら、掛けるはずだよ」

 

こんな会話が交わされました。

 

 

絵が上手な人とそうでない人との違いは

「対象物を見ているかどうか」

という点にありそうです。

 

「見えている」

「見ている」

とは違うということです。

 

 

実際に

「椅子を上手く描く」

にはこのように行うと良いようです。

会話の続きを見てみましょう。

 

 

 

Aさん

「10分間、椅子を観察してごらん」

「そして、心の中でパーツをバラバラにするんだ」

「それから組み立て直すんだよ」

「椅子のデザイン、形、大きさ、材質、色を観察するんだ」

「それぞれのパーツがどのように組み合わさっているのか」

「こっちのカーブの具合。あっちのカーブの具合」

「背もたれは脚より長い」

「シートの前は後ろより幅が広い」

「脚は外側に広がっていて、背もたれは後ろに傾いている」

「交わっている部分が何か所あるのか」

「上下さかさまに見る。横からも後ろからも観察する」

「椅子を『見る』んだ。観察するんだ」

「そうすれば『椅子』がどんなものかはっきり見えてくるはず」

 

絵がうまい人はこのように

「観察」

をしているようです。

 

 

今日は

「絵の描き方」

を説明しているつもりはありません。

 

 

「営業力」

の話をしているつもりです。

 

 

椅子のかわりに

「顧客」

と当てはめてみてください。

 

営業力がある人は

「お客様をよく見ている」

「お客様をよく知っている」

ということです。

 

絵が上手な人が

「全員営業力がある」

とは言いませんが、共通する部分はありますね。

 

 

もし

「お客様を見ていない」

「表面しか見ていない」

「上下、左右から見てみようとしない」

ということだとどうでしょうか?

 

部門

役割

業務

 

それぞれのパーツを見ているでしょうか?

それぞれの言葉を聞けているでしょうか?

 

 

一方向しか見ていなければ

「上手く絵は描けない」

ということになるでしょう。

 

ここでいう『絵』というのは

「お客さんが課題を解決した姿」

ということになります。

 

 

営業力を高めるトレーニングの一つに

「絵を描く」

ということが役に立つかもしれないですね。

 

 

「絵を描く=観察する」

 

この行為は

「顧客を見る」

と同じことですね。

 

 

今日は

「お絵描き」

というテーマに触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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