
今日は
「印象の記憶」
というテーマに触れてみたいと思います。
■第一印象はなぜ大切なのか?
「第一印象が非常に大事」
ということはよく言われることです。
このサイトでも何度も取り上げてきました。
なぜ大切かといえば
「第一印象はなかなか変わらない」
からです。
最初に持たれてしまった印象は中々変えることができません。
例えば・・・
普段は元気な人でも、”たまたま”体調がよくない時に会ったは
「あまり元気がない人」
という印象をずっと持たれるでしょう。
”たまたま”シャツの裾が出ていたとしたら
「身だしなみがよくない人」
という印象を持たれるでしょう。
”たまたま”待ち合わせの時刻に遅れてしまったら
「時間にルーズな人」
という印象を持たれるでしょう。
そしてこの印象は
「なかなか覆されることはありません」
それは、ネガティブな印象を持たれてしまっては
「挽回する機会に恵まれない」
ということがあげられます。
たまたまかもしれないけれど
「元気がない」
「身だしなみがよくない」
「時間に遅れる」
という印象を持った人に対して
皆さんは積極的に
「もう一度会いたい」
と思うでしょうか?
■ネガティブな記憶は時間とともに膨らむ
そして厄介なことに
「ネガティブな記憶は時間と共に増幅する」
という記憶のメカニズムがあります。
悪い印象は
「会わないうちにどんどん膨らむ」
というメカニズムです。
そうすると余計に
「疎遠になる」
という関係になってしまうでしょう。
もし会えたとしても
「その点が気になってしまう」
ことでわずかな落ち度も見逃されなくなるかもしれません。
本題に真剣に聴いてくれないかもしれません。
いずれにせよ
「良い状態」
ではないですね。
人と会うときは少なくても
「平均以上の印象」
を持ってもらえるように心掛ける必要があるといわれています。
■それでも一番大切なこと
しかし本当に大切なのは
「あなたに会えることが私にとって特別」
という気持ちを表現することです。
そのために
「しっかりとした事前準備」
「不測の事態に備えた早めの行動」
は最低限に行う事項です。
会ってもらえるということは
「相手も自分のために時間を投資してくれている」
ということだと思います。
それに応える気持ちは大切ではないでしょうか?
私も今日からまた新しいセミナーのシリーズが始まります。
第1回目のプログラムで
「ポジティブな印象」
を持ってもらい
受講生と共に
「多くの気づきと学び」
を創り出していきたいと思います。
今日は
「印象の記憶」
というテーマに触れてみました。