誰しも「選択と集中」を妨げる資質を持っている

2017.10.30

 

今日は

「選択と集中を妨げるもの」

というテーマに触れてみます。

 

 

「選択と集中」

この概念はビジネスをしている人なら聞いたことがある概念だと思います。

 

 

選択と集中とは

「自社の得意とする分野に集中的に資源を投入する」

という概念です。

 

 

1980年代GEのジャックウェルチ氏の戦略として有名になりました。

 

 

日本では

「1990年以降」

どこでも語られるようになりました。

 

 

有名な

孫氏の兵法

ランチェスターの法則

でも同様のことは記されています。

 

 

 

では1つの例えを通じて

「選択と集中」

を見ていきたいと思います。

 

 

例えば

施策A

施策B

があるとします。

 

 

ある時期に実施した施策Aは

「売上10%増」

 

また別の時期に実施した施策B

「前年比7%増」

 

このような成果を上げたとします。

 

 

では

「施策AとB」

両方を行う。

 

そうすれば

「17%の効果を得られる」

という事にはなるでしょうか?

 

 

おそらくなりません。

しかし、実際にそのように考えるマネージャーもいます。

 

 

ビジネスはそんなに都合よく行きません。

むしろマイナスに働くことが往々にしてあります。

 

 

このことよく

「ボクシングのパンチ」

例えられます。

 

 

右手のパンチが60キロ

左手のパンチが40キロ

だとします。

 

 

では同時に打ったら

何キロのパンチが打てるでしょうか?

 

 

おそらく

「40キロ」

も出せないでしょう。

 

 

右手のパンチは

身体全体を使って60キロ

 

左手のパンチも

身体全体を使って40キロ

 

という数字を出しています。

 

 

ビジネスのリソースを

「パンチを打つ身体」

とするとわかるでしょう。

 

 

いろいろと同時にやってしまっては

「強いパンチが打てない」

というということです。

 

 

これが

「選択と集中」

です。

 

 

 

さらに選択と集中の概念は

「実は人間の持つ本能的に適していない」

とも言えます。

 

 

これまでの自身の経験を振り返って

「一点に集中する」

というのは容易にできたでしょうか?

 

 

試験勉強を妨げる何か

宿題を妨げる何か

資料作成を妨げる何か

 

こういったものに、皆さんも心当たりがあると思います。

 

 

何かに集中しようとしても

「目の前のものに意識を奪われる」

というものが人本来の反応です。

 

 

ですから我々は

「選択と集中」

という概念は意識しないといけないということです。

 

 

選択と集中を妨げるものというのは

「我々自身」

でもあるということです。

 

 

今日は

「選択と集中」

というテーマにふれてみました。

 

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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