今日は
「過度の一般化」
というテーマに触れてみたいと思います。
先日
という記事を書きました。
この記事では
「環境と経験」
にフォーカスしました。
人は往々にして
「自分の置かれた環境は特殊」
「自分の経験は特殊」
と思いがちという内容です。
今日はそれとは
「別の軸」
で見てきたいと思います。
人は
「自分の環境や経験が特別」
とする反面
「他者や事例を一般化する」
ということがあります。
どういうことでしょうか?
例えば外国人の行動で
「〇〇人は△△する」
別の業界の人の話で
「〇〇業界は△△だ」
こんな風に1つの視点から見えたものを
「すべてに当てはまるように考えてしまう」
ということはないでしょうか?
ラーメン業界では〇〇
ブライダル業界では〇〇
住宅業界では〇〇
という風に、一部の情報で決めつけてはないでしょうか?
もちろん共通点はあります。
ただ特殊であるかもしれないという疑問は持つべきです。
提案にあたって
「顧客の業界の常識」
この情報を基に仮説を立てることは重要です。
しかし
「決めつけは良くないですね」
実際のお客さんとの会話はこんな感じになるでしょうか。
「〇〇業界では△△という慣習があると伺っていますが、御社でもそうでしょうか?」
「〇〇社では△△と伺いましたが、やはり御社でもそうでしょうか?」
そして
「YESと返答があったときの提案」
「NOと返答があったときの提案」
を仮説として用意しておく
これが基本となるでしょう。
そして
「疑問に思う」
ということも重要です。
なぜYESなのか
なぜNOなのか
そこに
「顧客のニーズと課題」
が眠っていることがあります。
ご自身の口癖に気を付けてみてください
「〇〇は△△だから」
という発言があったら、一般化していると立ち止まってみてください。
よく聞く一般化は
「最近の若い社員たちは・・・」
「最近の学生たちは・・・」
というおじさま方の口癖でしょうか?
今日は
「過度の一般化」
というテーマに触れてみました。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤