「頑張らなくても習慣は手に出来る」行動が続かないのはネズミや鳩にも劣ること!?

2022.11.29

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

 

今日は
「正しい習慣を身につける方法」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①新たな習慣を身につけるには、まず脳のメカニズムを知ることから始める

②習慣化するために最も重要なのは「ご褒美」だった!?

③正しい習慣を続けるのに「意志のチカラ」は全く必要なくなる

 

 

■新たな習慣を身につけるには、まず脳のメカニズムを知ることから始める

 

 

あなたは正しい習慣を身につけたいと思いますか?

 

 

健康のために運動を続ける

自己研鑽のために読書を続ける

アウトプットの訓練でコラムを毎日執筆する

 

 

習慣を身につけるには
「反復」
が絶対に必要です。

 

 

反復することで
「脳が新たな情報ではなく慣れ親しんだ情報として認識する」
ことで習慣化になります。

 

 

新しい情報には必ず脳の
「思考を司る分野」
が激しく働きます。

 

 

しかし繰り返していくことで
「脳の思考が不要になり、運動野で処理するようになる」
こととなります。

 

 

すると負荷がかからないため、行動が簡単に続けられるようになります。

これが習慣化のメカニズムです。

 

 

では、こんなにも単純なのに、どうして良い習慣は続かず、悪い習慣が復活してしまうのでしょうか?

 

 

■習慣化するために最も重要なのは「ご褒美」だった!?

 

 

反復が続かずに習慣化されないのは
「ご褒美」
が影響しています。

 

 

習慣化が必要なことは
「必ず時間がかかるもの」
と言っても良いでしょう。

 

 

時間がかかるというのは
「行動をしても成果を手にするまで時間がかかる」
ということです。

 

 

もう少し言えば
「行動をしてから成果を手にするまでに、かなりの時間差がある」
ということです。

 

 

鳩やネズミにレバーやボタンを押させてから
「大好物のえさが出る」
という仕掛けをすると、何度もレバーやボタンを押すようになります

 

そして繰り返させるとどうなるかご存じでしょうか?

 

 

餌というご褒美が無くても
「レバーやボタンを押し続ける」
と言いう行動を取り続けます。

 

 

つまり行動が習慣化されたということです。

 

 

私たちは人間で、鳩やネズミではないと思うかもしれません。

しかし思考をコントロールできない鳩やネズミでも出来るのだから、思考をコントロールできる人間が出来ないはずありません。

 

 

出来ないというのは
「自ら鳩やネズミ以下だ」
と言っているようなものかもしれません。

 

 

習慣化のカギは
「ご褒美」
にあるといって良いでしょう。

 

 

■正しい習慣を続けるのに「意志のチカラ」は全く必要なくなる

 

 

ではどのようにご褒美を上げれば良いのでしょうか?

 

 

何か行動をしたら
「お金をあげる」
ということでしょうか?

 

 

ご褒美は実は何でも構いません。

 

 

お金

美味しいもの

誉め言葉

あめ玉

安心感

 

 

あなたの習慣化したい行動をした直後に
「何かしらご褒美をセットする」
という環境が大切です。

 

 

行動科学で言う
「短期的報酬」
は脳が大好物なものなので、次の行動も継続されます。

 

 

「合図⇒行動⇒ご褒美」

 

 

上記をセットにして繰り返すと、脳に負荷がかからないので
「簡単に継続できる」
という環境になります。

 

 

重要なのは同じ環境で繰り返すということです。

繰り返すことで、脳に当たり前の情報として捉えるようにさせるということです。

 

 

意志のチカラなど全く必要ありません。

環境を整えることが重要です。

 

 

何も考えずに良い習慣が出来るようになるでしょう。

 

 

マネジメントにももちろん活用できます。

 

 

部下に良い行動を継続させるには
「合図」
をまず決めましょう。

 

 

夕方17:00のチャイムでも良いでしょう。

お昼が終わった13:00の始業でも良いでしょう。

営業から帰ってきた瞬間でも良いです。

 

 

何かのトリガーを決めます。(合図)

そして、行動を取らせます。(行動)

行動が終わったら褒めてあげることです(ご褒美)

 

 

全て前のサインの直後に行うことです。

バラバラにしてしまうと、脳が違う情報と捉えてしまうので注意してください。

 

 

行動創造理論を活用した
「行動マネジメント」
の1つをご紹介しました。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

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  • 営業研修

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今日は「正しい習慣を身につける方法」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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