今日は
「お客様の行動」
というテーマに触れてみたいと思います。
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①計算機が2割引きとの情報が!あなたならどうする?
②今日の記事で見るべき視点は「お客様がどう判断するか?」
③では、営業のどのタイミングで使えばよいのか?
本日の記事の見出し
■計算機が2割引きとの情報が!あなたならどうする??
とある有名な研究があります。
それを見てみましょう。
あなたは今、買い物をしています。
まずほしかったジャケットを買うことを決めました。
このジャケットは15,000円です。
そして、必要なことを思い出して
「計算機」
を買うことにしました。
ジャケットを15,000円
計算機を2000円
合計17,000円です。
この時、計算機の販売員が
「別の支店で1,400円でセールをやっている」
と教えてくれました。
計算機を別のお店で買えば
「合計金額が16,400円」
で買うことができます。
その支店は
「車で15分」
のところにあります。
さて、あなたはこの支店まで行きますか?
ご自身ならどうするか考えてみてください。
支店に行くかどうかの回答で
「どちらが正しい」
ということはありません。
支店に行って16,400円で買い物をする
支店に行かずに17,000円で買い物をする
どちらでもよいと思います。
今日の記事の焦点はここではありません。
■今日の記事の視点は「お客様がどう判断するか?」
ただ、あなたが営業ならば、ピンと来てほしいですね。
直感的に
「別の視点で見る必要がある」
と気づきが欲しいです。
気づきとは何でしょうか?
支店にいくかどうかの正解を導き出せるかどうかでしょうか?
気づきを得るべき部分は、この話をつかって
「お客様がどのように答えるかを確認する」
です。
あなたが一流営業なら間違いなく気付いたことでしょう。
もし普通、もしくは平均以下の営業なら気づかなかったかもしれません。
営業の役割は
「お客様の行動」
を創り出すことです。
お客様の行動をどう創るかという観点で見れば
「お客様がどの行動を優先するのか?」
を知っておく必要があるでしょう。
先ほどの質問で、支店に行くかどうかのタイプを分類できます。
A 支店に行って買う
コストを気にするタイプです。
このタイプの人は
「自身の損失」
については非常にシビアな人です。
提案の際には
「あなたには決して損失がない」
というメッセージを3回以上入れると効果的です。
B 支店に行かない
効率を求めるタイプです。
時間をかけるくらいなら
「お金をかけても良い」
と考えるタイプかもしれません。
効率化の先に
「どんな利得があるか?」
を想像させるプレゼンテーションが効果的です。
では、タイプが異なるお客様に対して
「同じプレゼンテーションをしてしまった」
としたらどうなるでしょうか?
営業をしたことがある人なら、結果は容易に想像出来ますね?
お客様は無意識のうちに
「脳の中で合う合わないの判断」
をしています。
直感というよりか
「本能レベルの判断」
です。
もし本能レベルの判断で
「合わない」
とされた時点で、この商談は終了です。
その後、どれだけ良い内容で提案しても、お客様の態度は変わりません。
■では、営業のどのタイミングで使えばよいのか?
では2つのタイプの確認は、いつすればよいでしょうか?
センスの良い営業ならもうおわかりですね。
一番冒頭に行う
「アイスブレイクの段階」
でお客様のタイプを把握することでしょう。
そしてタイプを判別した上で
「提案のコアメッセージ」
を変えることでしょう。
「どうやって話し始めてよいかわからない」
という営業の初心者の方もいるでしょう。
アイスブレイクの始め方の例では…
インターネットで情報収集していたら、こんな研究を見つけたんですよ~
〇〇さんだったらどっちですか?
こんな感じで切り出してみても良いでしょう。
お客様の回答が
「それはもちろん移動するよ!」
というタイプだったらどう答えますか?
優秀な営業はこう答えます。
「そうですよね!もちろん移動しますよね!」
本当は自分は違ったとしても、優秀な営業はこう答えます。
理由は
「自分と合っていることがどれだけ重要か」
がわかっているからです。
人の脳は先ほども触れたように
「人は自分に合っているかどうかで判断する」
という本能レベルの判断をしています。
わざわざ自分から
「私はあなたと違うタイプですよ」
という必要はゼロです。
今日の記事は
「行動科学を営業に応用する例」
をご紹介いたしました。
記事にあるような営業技術を使えば
「確実に売上が向上する」
と断言できます。
これまで9,000人以上の営業が、飛躍的に売上をあげた技術です。
あなたも一度試してみてはいかがでしょうか?
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
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脳科学
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心理学
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行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
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営業研修
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マネージメント研修
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能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。
成約率が50%向上した
新規案件数が10倍に増えた
たった1か月で売上が4.6倍になった
上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。
すでに8,816人の営業が飛躍的に向上させました。
今日は「お客様の行動」をテーマに行動創造理論の観点で触れてみました。