今日は
「目標を立てる時」
というテーマに触れてみたいと思います。
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①多くの組織でうまく設定されていない「プロジェクトの目標」
②決して外してはいけない「目標設定の3つのステップ」
③目標を設定する際に「やってはいけないこと」
本日の記事の見出し
■多くの組織でうまく設定されていない「プロジェクトの目標」
組織では必ず何かのプロジェクトに対して動いています。
別に新規のプロジェクトということではありません。
売上を確保する
商品を製造する
社員が働きやすいようにする
それぞれの役割の中で企業活動を支える仕事をしています。
すべてはプロジェクトによって動かされています。
プロジェクトを進めていく中で重要なことは3つあります。
目的の策定
達成方法
成果の測定
さて、あなたの組織で正しく設定されているでしょうか?
コンサルティング活動を通じてみてみると
「あまりうまく設定されていない」
という組織が数多く見受けられました。
では、設定方法を見ていきましょう。
■決して外してはいけない「目標設定の3つのステップ」
まず重要な目標設定の手順を解説します。
目標設定には
「順番」
があります。
まずはじめに設定するのは
「①プロジェクトビジョン」
です。
まず取り組みプロジェクトが
「自社にどんな恩恵を与えるか?」
を答えることから始めます。
・市場を拡大したい
・収益を向上させたい
・専門性を示し資金援助を手に入れたい
・ブランドや認知度を拡大したい
上記のような答えを出します。
次に
「②経営目標」
を記述します。
ビジョンを
「測定可能な目標に翻訳する」
という作業です。
ビジョンの達成が出来たかどうかを
「どのように判断する?」「どのように測定する?」
ということを考えます。
プロジェクトによって企業の価値がどう変わるのか?
数値化して測定可能なものにします。
Who(だれに)
What(価値)
When(いつ)
Where(どこ)
上記の枠でブラッシュアップをしていきます。
そして3番目は
「③お客様の成果を定義する」
ことになります。
非常に重要です。
一旦、自社のことは脇に置いておきましょう。
お客様はどう変化するのか?
お客様は何を手に入れるのか?
企業の目標が達成するとお客様はどうなるのか?
■目標を設定する際に「やってはいけないこと」
目標設定の段階では
「どのように達成するか?」
は考えなくても大丈夫です。
もし考えてしまうと
「脳が出来ることしか指示しなくなる」
という状態になります。
プロジェクト会議では
「どのように達成するのか?」
という言葉を発する人がいます。
しかし達成方法の議論は
「かなり後」
で必要なことであり、目標や方向性を決める際には邪魔でしかありません。
会議のルールとして
「ファシリテーターが適切に進める」
ということが求められます。
私もコンサルティングの業務の中で
「会議のファシリテーター」
を務めることが良くありますが、上記の点は気を付けています。
そして成果の測定ですが最も気を付けるべき点があります。
「心理的状態を指標にするのは避ける」
ということです。
お客様の価値を考えるときには
「機能的価値」「情緒的価値」
の2つの側面から導く必要があります。
特に心理状態に当たる
「情緒的な価値」
はメッセージを作る上で最も重要な項目です。
ただし
「自社の目標」
を考える際には適していません。
数値化して測定できる項目に限定しましょう。
もし目標設定を進めていく中で
「意見の相違」
がある場合は、この時点で解消しておいてください。
放置しておくと後に
「やらない理由」
として持ち出されることとなります。
同意を取ったということを
「誰の目にもわかるようにしておく」
ことがプロジェクトを進める際に大切なことです。
人の行動メカニズムから考えると
「些細な事項」
が積み重なり重要なことにつながります。
行動創造理論はマネジメントでも非常に活用されています。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした理論」
です。
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
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脳科学
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心理学
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行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業」「マネジメント」に体系的に落とし込んだものです。
科学を基軸とした技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
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営業研修
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マネジメント研修
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と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
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すでに8,816人の営業が飛躍的に向上させました。
今日は「ご褒美の効果」というテーマに触れてみました。