今日は
「市場ルールの変化」
というテーマに触れてみたいと思います。
「変化」
というものはどういうものでしょうか?
フィリップコトラーはこのように言ってます。
「すべては変化する」
この世で唯一変化しないのはこのことだけ。
企業は速力を速めない限り、同じ位置にとどまることさえできない。
「私たちの市場も変化し続ける」
ということです。
皆さんの周りでは、何が変化していますか?
その変化の1つに
「競争」
があります。
これまでは
「売上」
の競争をする市場でした。
現在もそれは変わっていません。
しかしそれと同時に
「人材/採用」
の競争が激化しています。
優秀な人材が取れなくなっている
という企業は多いと思います。
後継ぎがいなくて倒産する
人手が足りなくて店舗を閉鎖する
人手さえいれば受注ができるのに
こんな企業が数多くあります。
今は
「いい人を企業が選ぶ」
というタイミングではありません。
「いい人が企業を選ぶ」
という潮目です。
私たちはこの
「ルールの変化」
に対応していく必要があります。
人手不足の解消に
「テクノロジーの投入」
という対策もあるでしょう。
逆にこれにより
「無くなる仕事」
というのもささやかれています
働き方改革など
「新しい仕組みづくり」
によって効率化を図る組織もあります。
とは言え
「人手という資源」
に限りがあります。
それでも変化に対応していくには
「質」
をあげていく必要があります。
それには
研修
コーチング
トレーニング
が必要になってきます。
しかしここでも立ちはだかる壁があります。
それは
「時間の問題」
があります。
私も企業研修を実施する際に
「時間の壁」
というものがあります。
時間の制限がある組織では
「プログラムを見直す」
という作業が必要にもなっています。
この状況を整理すると
人材が確保できない
↓
人手が足りない
↓
効率化をはかる
↓
対応をする
一方で
「社員の質」
をあげていかなければなりません。
効率化をしたが社員が手一杯
↓
時間の確保が必要
↓
効率化をはかる
↓
教育プログラムを導入
このように
「効率化」
というのは
「足りない人手を補う」
「人件費の削減」
だけでなく
「社員の質を上げる」
ということにもつながっていきます。
これらも考慮に入れた
「仕組みづくり」
ということがこれからの組織には求められることだと思います。
これが
「市場ルールの1つの変化への対応」
と言えるかもしれません。
今日は
「市場ルールの変化」
というテーマに触れてみました。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤