本日の記事の見出し
あなたは意見を変えるべきか?それともこだわるべきか?
今日は
「新たな情報を手にした時、意見を変えるべきか?」
というテーマに触れてみたいと思います。
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①社員がトップに対して抱く不満「言っていることがコロコロ変わる」の原因は?
②意見変えるべきかどうかを明確にする「定量的判断の方法」
③変えるべきものとこだわるべきものの結論とは?
■社員がトップに対して抱く不満「言っていることがコロコロ変わる」の原因は?
あなたは自分の意見を柔軟に変えるほうですか?
それとも自分の意見に信念をもって貫く方ですか?
社員がトップに対して抱く不満は
「言っていることがコロコロ変わる」
ということがあります。
しかし誤解であることが多いのではないでしょうか?
組織において
「意思決定の重要性」
はヒエラルキーによって異なります。
マネージャー以下は案件や人に注視する役割です。
経営層は組織に注視する役割です。
触れる情報がそもそも異なります。
そして
「情報の伝達スピード」と「公開される範囲」
がことなるため、意思決定が異なります。
本質は一緒だったとしても
「コロコロ変わる」
という印象を抱くのも不思議ではありません。
■意見変えるべきかどうかを明確にする「定量的判断の方法」
情報のスピードや範囲によって
「意思決定が変わる」
という点に触れてみました。
では、新たな情報に触れて
「自身の意思決定を変えるべきか」
という点についてみていきましょう。
意見というのは
「主観的で定量的な判断が難しい」
という印象があるでしょう。
少しでも
「定量的な判断」
が出来れば、今後の意思決定に役立ちそうです。
定量的に見るためには
「事前確率」と「事後確率」
で組み合わせると良いでしょう。
事前確率とは
「あなたの仮説の自信度」
を数値化します。
例えば
「ある新しいプロジェクトを推進するかどうか?」
を判断する場面を想定してください。
あなたは自分の考えに自信を持っていて
「成功確率を33%」
と評価をしています。
上記の数値が事前確率です。
しかしあなたが信頼をしている人が
「新規プロジェクトは絶対しい推進すべき」
と意見を述べます。
過去の実績や経験から
「あなたはこの人の意見を80%信用している」
とします。
事前の確率に対して
「新たな情報の信頼度」
を掛け合わせたものが事後確率となります。
2つを掛け合わせると
「67%」
という数値を導くことが出来ます。
この数字が事後確率です。
明確な基準ではないにしても
「意思決定を定量化」
することで判断を決めることが出来ます。
事前確率も事後確率も主観的であったとしても
「一定の基準を持つ」
ことは意思決定に役立ちます。
そして基準を共有すれば
「意見がコロコロ変わる」
という印象は持たれなくなるでしょう。
数値化をした瞬間に人の脳は
「妥当性があるかも」
と判断をするメカニズムがあるからです。
■変えるべきものとこだわるべきものの結論とは?
行動計画にを実行するにあたって
「変えるべきものとこだわり続けるもの」
も明確にあります。
こちらも
「組織の中の基準」
を持つことで、意思統一が期待できるようになります。
「こだわり続けるもの」
・目的
・目標
「変えるべきもの」
・方法
「目的は〇〇で変えない、しかし方法は■■に変える」
というメッセージを出せば良いだけです。
しかし脳のメカニズムでは
「方法に対して変えない」
ということが良く起きます。
理由は同じやり方を選ぶことが
「最も楽だから」
です。
脳は意思決定の際に省略をし続ける特徴があります。
その結果、昨日と同じやり方を選択することとなります。
ビジネスで結果が出ない人の特長と言っても良いでしょう。
「確率による基準を持ち方法を変えていく」
というのが、行動創造理論から導く結論となりそうです。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
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脳科学
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今日は「新たな情報を手にした時意見を変えるべきか?」というテーマに触れてみました。