華々しい成功ストーリの中で「あなたが必ず見落としているものが危険」

2022.08.10

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

華々しい成功ストーリーの中であなたも見落としているものがある

 

 

今日は
「成功ストーリーで見落としているもの」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①あなたも見たことがある成功ストーリーの数々

②多くの人が成功ストーリーで見落としているアレとは?

③普段の仕事レベルでも同じことが起きていた!?

 

 

■あなたも見たことがある成功ストーリーの数々

 

 

ビジネスの世界でも
「成功ストーリー」
は数々と語られています。

 

 

Googleの物語

スティーブ・ジョブズの物語

amazonのストーリー

 

 

日本にも世界にも、語りつくせないほどの
「成功ストーリー」
があります。

 

 

あなたもいくつか目にしたことはあると思います。

 

 

創業当初の苦労

経営危機となるほどの困難への直面

転機を迎えたあの言葉

組織が絶対譲らなかったもの

チームの努力が実を結んだ瞬間

 

 

どれも素晴らしいものばかりです。

勇気をもらったり、参考にできるところは真似をしたりした人も多いはずです。

 

 

しかし多くの人が見落としている点があります。

さて、それは何でしょうか?

 

 

■多くの人が成功ストーリーで見落としているアレとは?

 

 

多くの人は
「生存者バイアス」
という無意識の意思決定にとらわれてしまっています。

 

 

生存者バイアスとは
「成功した人のみに焦点を当てて、失敗した人を忘れてしまう」
ということです。

 

 

成功ストーリーは
「成功者の苦労と成功」
のみが描かれています。

 

 

しかし市場では単独で戦ったわけはありません。

当然、競合との争いがあります。

 

 

そして成功した企業があるということは
「成功企業以外は失敗に終わった」
という事実があるはずです。

 

 

成功者は一握りですが
「失敗した人は何倍も何十倍にも膨れる」
ということです。

 

 

世界を変えるほどの成功者は存在しました。

 

 

しかし同じタイミングで関わっていた
「圧倒的多数は世界を変えていない」
ということです。

 

 

ただ人は成功者バイアスによって
「成功者の成功物語」
しか見なくなります。

 

 

その結果、どんなことが起こるでしょうか?

 

 

成功者バイアスによって
「リスクを侵すことが成功の秘訣だ」
と考えてしまうということです。

 

 

勝者だけを見て
「同じリスクに挑む」
ことをして目も当てられない結果になります。

 

 

統計学から考えても
「成功者だけのサンプル」
では圧倒的に数が足りません。

 

 

参考にすべきは
「サンプル数が多い失敗の数々」
であるべきです。

 

 

その中から、自分と似た意思決定者から学ぶ方が有益ではないでしょうか?

 

 

成功した企業よりも
「失敗した企業」
から学ぶ方が数々の学びを得られるはずです。

 

 

最大の理由は
「同じ失敗をしなくて良い」
からです。

 

 

■普段の仕事レベルでも同じことが起きていた!?

 

 

ここまでお話は
「事業規模レベル」
で触れてまいりました。

 

 

ただ普段のことでも同じことが言えます。

 

 

定期的に行われている報告会議では
「上手く行ったこと」
が議題に上がることが多いでしょう。

 

 

もちろん成功事例から学ぶ点は多くあります。

同じ環境下で成功したのだから、再現性はかなり期待できるからです。

 

 

しかし
「なぜうまく行ったのか?」
というのは言語化できないことがほとんどです。

 

 

理由は脳のメカニズムにあります。

 

 

人の脳は
「危険な情報を先に捉える」
という性能を備えています。

 

 

例えば子供の成績表を見たとき
「一番成績の悪い数字に目が行く」
という人がほとんどです。

 

 

マネジメントでは
「脳のメカニズムを活用する」
ことで多くの課題を解決できます。

 

 

もちろん組織の中にある
「ブライトスポット」
を見つけることも非常に重要です。

 

 

ただし
「失敗の要因」
を見つけるほうが容易です。

 

 

同じ失敗をしないように
「ミスから学ぶ」
事の方が労力はかかりません。

 

 

出来たことは、放っておいても出来ます。

出来なかったことを受け止めるほうが、組織の前進スピードは上がります。

 

 

私の研修プログラムの1つである
「行動マネジメントプログラム」
でも取り上げているテーマです。

 

 

1週間や1か月の懸賞を行う場合
「出来なかったこと」
とテーマにします。

 

 

出来なかったこと

出来なかった理由

今後どうするか

 

 

上記3点を突く止めるだけで、次の行動が変わるからです。

脳のメカニズムに沿っているので、始めてしまえば抵抗は全くなくなります。

 

 

生産性が37%も向上した組織もあります。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

成約率が50%向上した

新規案件数が10倍に増えた

たった1か月で売上が4.6倍になった

 

 

上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

すでに8,816人の営業が飛躍的に向上させました。

 

 

【ご連絡フォーム】

 

 

今日は「成功ストーリーで見落としているもの」というテーマに触れてみました。

売上直結型「BtoB」営業研修
無料相談受付中!
売上直結型「BtoB」営業研修ランディングページバナー

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

記事カテゴリー