本日の記事の見出し
あなたは何もしない1日はどれだけ幸せだと思いますか?
今日は
「何もしなくて良い1日は快感か?」
というテーマに触れてみたいと思います。
<index>
②「何もない時間がどれだけ魅力か?」を明らかにした科学的実験があった
■せめて1日くらいは、ぼーっとしてみたくはないですか?
コロナ禍によって生活様式が変わり
「今まで以上に時間が出来た」
という人もいると思います。
通勤時間が無くなる
付き合いの会食が無くなる
出張が少なくなる
これまで費やしていた時間が変化し
「自分の時間」
というものが作れているかもしれません。
とはいうものの、まだまだ忙しい毎日ではないでしょうか?
プライベートの時間が増えれば、それはそれでやることもあるでしょう。
せめて
「1日くらい何もせずぼーっとしていたい」
と思うことはないでしょうか?
さて、何もしない1日があったとして
「どれだけ快感か?」
という点を見てみましょう。
■「何もない時間がどれだけ魅力か?」を明らかにした科学的実験があった
何もない時間はどれだけ魅力でしょうか?
ヴァージニア大学の
「ウィルソン博士」
がある実験で明らかにしてくれました。
博士は
「605人のボランティア」
に集まってもらい、実験に協力してもらいました。
実験参加者に
「何もない真っ白な小部屋」
に入ってもらい6分~15分過ごしてもらいます。
もちろん本、筆記用具、スマートフォンなどは持ち込めません。
部屋の中には時計もなく、ただのんびり過ごしてもらいます。
何もせずゆっくりできるというのは、さぞかし気持ちよかったと思います。
しかし実験参加者の回答は
「苦痛だった」
というものが多数を占めました。
何もない部屋にいると
「考えるという行為そのものに集中できない」
という状態だったようです。
普段の生活では
「集中力を削ぐもの」
に囲まれた抗うのが大変です。
しかし妨げるものが無いというのも
「集中するのが難しい」
となるようです。
さらに博士は実験を続けました。
「刺激があるのとないのではどちらが苦痛か?」
を調べる実験です。
博士は部屋の中に
「電気ショック装置」
を用意しました。
用意した装置はボタンを押すと電気がビリビリと流れる装置です。
TVのバラエティ番組で見たようなものでしょうか。
A 退屈の不快感
B 電気ショックの不快感
どちらが不快かを比べようという試みです。
ちなみに用意した電気ショックの刺激はどんなものでしょうか?
大したビリビリでなければ、意味がなさそうです。
実は実験の参加前に
「電気ショック装置を試してもらう」
事を行っています。
すると、参加者全員が
「不快な刺激である」
と答えたそうです。
そしてその中の76%の人は
「もう2度と受けたくない、受けるくらいならお金を払ったほうがマシ」
という選択をしています。
想像すると、相当に強い刺激のようです。
バラエティ番組の比ではなさそうですね…。
さて実験の結果はどうなったでしょうか?
15分間何もない部屋に滞在してもらいました。
すると34%の人が
「自ら電気ショックのボタンを押す」
という選択をしました。
男性の方がボタンを押す傾向が強いという結果になりました。
■今ある仕事の刺激を大切にした方が良さそう
ウィルソン博士の実験で分かったことは
「人は退屈に耐えられない」
ということです。
たった15分でも何も刺激がない世界では
「電気ショックを受けるほうがマシ」
という判断をします。
脳の基本的な仕様と言えるでしょう。
多くの発明家や芸術家は
「部屋にこもらず散歩をする」
というエピソードにあふれています。
記憶術の多くも
「散歩をしたり、カフェで勉強する」
ことを勧めています。
一生懸命働いていた人が定年なってすることが無いと
「痴呆症になってしまう」
というのも根本は同じなのかもしれません。
ウサギは寂しいと死んでしまうという謂われがあります。
人は寂しさではなく
「退屈」
に置き換えられるのかもしれませんね。
やはり現役世代は
「今ある仕事の刺激を大切にする」
ことが重要のようです。
そして仕事で成功を得るために
「スキルアップを続ける」
ことが大切ということです。
私も自身で開発した営業メソッド
「行動創造理論」
でスキルアップの支援をしていければと思います。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
-
脳科学
-
心理学
-
行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
-
営業研修
-
マネジメント研修
-
能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。
成約率が50%向上した
新規案件数が10倍に増えた
たった1か月で売上が4.6倍になった
上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。
すでに8,816人の営業が飛躍的に向上させました。
今日は「何もしなくて良い1日は快感か?」というテーマに触れてみました。