本日の記事の見出し
嘘みたいな話が現代のビジネスの世界にも存在している!?
今日は
「運転手の知識」
というテーマに触れてみたいと思います。
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①ノーベル物理学賞受賞の博士の「お抱え運転手が登壇したら…」
②なぜ人は知ったかぶりをしてしまうのか?
③出会ったら最悪!!本当に存在している「運転手の知識で登壇する人」
■ノーベル物理学賞受賞の博士の「お抱え運転手が登壇したら…」
1918年にノーベル物理学賞を受賞した
「マックス・プランク氏」
の逸話を目にしました。
プランク氏は受賞後に、ドイツ各地で講演を行っていました。
招待を受けた講演先では
「新しい量子力学」
について、いつも同じ内容の話をしていました。
一緒に行動をしていた
「お抱えの運転手」
はいつの間にか講演内容を、何も見ずに話すことができていました。
そして運転手は
「博士、いつも同じ内容で講演するのは疲れるでしょう、たまには私が代わりに話します」
と提案をしました。
そして
「博士は私の帽子をかぶって、最前列にでも座っていてください。気分転換にもなるでしょう」
と伝えます。
プランク氏も面白がって承知しました。
そして運転手が登壇をし、講演を始めます。
そうそうたる聴衆を前に長い時間量子力学について講演をはじめました。
ある程度話が進むと、聴衆の1人が手を上げ質問をしました。
博士の講演を覚えていますが、質問の対応は頭に入っていません…。
さて、運転手はどのように答えたでしょうか??
■なぜ人は知ったかぶりをしてしまうのか?
運転手の答えは
「こんな簡単な質問を受けると思いませんでした。私の運転手に答えてもらいましょう」
というものでした。
プランク氏の逸話は
「2つの知識」
について触れたものです。
1つは「本物の知識」
もう1つは「運転手の知識(偽物の知識)」
「運転手の知識」=「知ったかぶりの知識」ということです。
ちなみにあなたの周りにも
「知ったかぶり」
をする人はいませんか?
なぜ人は知ったかぶりをするのでしょうか?
知ったかぶりをする人は3つの呪縛にとらわれています。
・人より自分を上に見せたい
・周りからバカにされたくない
・無知がばれて仲間外れにされたくない
知ったかぶりは
「自己防衛の本能」
からくることがほとんどです。
あまり美しくないので
「自分の利益のため」
と映りがちですが、臆病な人の行動です。
そもそも人を
「生物」
としてみたときに重要なポイントが1つあります。
重要なポイントは
「群れから外されると死んでしまう」
ということです。
太古の時代は集団で狩りなどを行っていました。
当然、1人のチカラでは成り立ちません。
つまり群れから外されると死んでしまうということが
「遺伝子に書きこまれている」
ということです。
また人より良く見せたいというのは
「人より劣っている」=「恐怖の感情」
と脳は認識します。
そして恐怖を感じると生き物は
「行動ができなくなる」
ので、避けるために自分を優位に見せたりします。
下位のもの比較する
「下方比較」
も同じ理由から生まれています。
■出会ったら最悪!!本当に存在している「運転手の知識で登壇する人」
個人レベルで知ったかぶりをしているなら良いでしょう。
しかし、ビジネスにかかわってくると放ってはおけません。
提案に来た営業に知ったかぶりをされたらたまりません。
コールセンターに相談したら知ったかぶりをされたらたまりません。
商品の説明員が知ったかぶりをされたらたまりません。
ただ、自分から避ければよいですし、信じなければ良いので対処が可能です。
一番困る知ったかぶりは
「研修講師の知ったかぶり」
です。
正に運転手の知識と同様に
「聞いただけの知識で登壇する」
というのも実は珍しくありません…。
例えば営業研修で
「無口な担当者と話すとき」
というシチュエーションのプログラムがあったとします。
すると講師は少し掘り下げて…
興味があることを聞き出す
興味があることにフォーカスを当てて話す
笑いを起こせば話が盛り上がるのでエピソードを用意しておく
上記のような内容を講師が伝えます。
もちろん間違ってはいません。
では、その講師に質問してみてください。
「科学的根拠はどこにあるか?」
人の行動は複雑ですが
「一定の法則と再現性」
はたくさん存在しています。
脳科学、認知心理学などの学問で解明されています。
もちろん人に教える立場であれば熟知しているのが当然です。
では、質問してみてください。
「行動科学における根拠を示してください」と…。
答えられなければその講師が伝えているのは
「役に立たない正論」
です。
研修会社が持っているパターンに当てはめて、話すことが得意な講師が話すだけです。
知識を得る目的であれば十分ですが、行動を変え成果を残すのは難しいでしょう。
そもそもそういう研修会社は
「売上にコミットして研修を行う」
ことはしていないでしょう。
営業研修であるならば、数字にコミットしてほしいですよね。
私の提唱している
「行動創造理論?」
は脳科学と認知し林学を基軸とした営業理論です。
10年間、導入したすべての企業でリピートされています。
リピートさせれている理由は単純です。
研修をすることで売上と利益が飛躍的に上がるからです。
普通の営業がトップセールスと同様の成績を残すようになります。
半年で年間予算の2倍の数字をあげる人もいました。
前年の成績は下から数えるほうが早かった営業です。
月に5件しか訪問しない臆病な営業も、2億の受注をとることもありました。
一番難しい新規案件の創出でも、10倍の案件を創り出す営業も出ています。
年間100回だけ講座が開かれています。
もしタイミングが合えば導入することも可能です。
そして、研修を行っている間から売り上げに変化出てくるでしょう。
それが行動創造理論による営業トレーニングです。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
-
脳科学
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心理学
-
行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
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営業研修
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マネジメント研修
-
能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。
成約率が50%向上した
新規案件数が10倍に増えた
たった1か月で売上が4.6倍になった
上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。
すでに9,816人の営業が飛躍的に向上させました。
今日は「運転手の知識」というテーマに触れてみました。