今日は日曜日
【ビジネス寓話シリーズ】
です。
今日のお話は
「半分の煎餅」
です。
どんな教訓があるでしょうか?
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お腹を空かせたある男が
「お菓子屋さんで7枚の煎餅」
を買いました。
男は家に戻って煎餅を食べ始めました。
1枚食べ終わってもお腹はふくれない
2枚食べてもふくれない
3枚目、4枚目、5枚目、6枚目
次々と食べるが空腹がおさまらない。
残った煎餅はあと1枚
あと1枚しかないので
「半分に割って」
食べることにしました。
すると今度は
「お腹がいっぱいになった」
その男は悔しがりました。
俺はなんて馬鹿なんだ
半分の煎餅でお腹が一杯になるんだったら、6枚は食べなくても良かった
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おかしな話ですね。
「6枚を食べたことを忘れて、半分だけでお腹はいっぱいになった」
と勘違いをした男の話です。
この話の教訓は
「積み重ねてきたことの大きさ」
だと思います。
いきなり結果が出るわけではない
これまでの積み重ねがあったから結果が出た
ということです。
「情報→仮説→実行→検証→改善」
日々iPDCAサイクルを繰り返した結果ということです。
先日も大活躍をした
「大谷翔平選手」
だっていきなり結果が出たわけではありません。
私たちが想像できない
「トレーニング」
を当たり前のように重ねてきた結果です。
「1.01」と「0.99」の法則
というものがあります。
「1.01」は1よりわずかに大きい
「0.99」は1よりわずかに小さい
その差はたった0.02です。
ではこの2つに
1年間(365日)
をかけるとどうなるでしょうか?
1.01×365=37.78
0.99×365=0.026
となります。
1%だけ余分に頑張る人
1%だけ手を抜く人
1年後にはこれだけの差が生まれるということです。
これは
「小さな選択の積み重ね」
です。
あなたは
1.01を選びますか?
0.99を選びますか?
今日はビジネス寓話
「半分の煎餅」
をお届けいたしました。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤