人の行動変革の方法が明らかに!そのカギは牛乳!?

2020.02.03

行動変革に必要な条件とは

 

今日は
「行動変革の必須条件」
というテーマに触れてみたいと思います。

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①行動変革は難しいテーマ??

②人々を健康な食生活に変えるにはどうする?

③あなたの会社の社員が変わらない理由も同様

 

■行動変革は本当に難しいテーマ??

これまでと違う結果を導きたいのであれば
「これまでと違う行動をする必要がある」
というのはビジネスパーソンであればだれもが知っていることでしょう。

 

ただし、人が行動を変えるのは簡単でしょうか?

これには多くの人が
「そうはいっても難しい」
と答えることでしょう。

 

何なら自らが
「変化への抵抗しているのではないか」
と思える人さえいるほどです。

 

あなたもいろいろ試してはみるものの
「結局は元に戻ってしまった」
という経験があるかもしれません。

 

 

実は
「人の行動を変える可能性を高める方法」
というのは研究で明らかになっています。

 

その方法は
「求められている行動をとびきり明確にする」
というものです。

 

実際の研究結果を見てみましょう。

 

 

■人々を健康な食生活に変えるにはどうする?

ウェストヴァージニア大学のバターフィールド教授とビル・リーガー教授が
「健康的な食生活の推進方法」
を検討していました。

 

先ほど
「行動変革にはとびきり明確であること」
が条件と書きました。

 

では
「健康な食生活を送る」
というのは明確でしょうか?

 

残念ですがこのレベルでは明確とは言えないですね。

ではどうしたらよいでしょうか?

 

摂るべき食品は?

やめるべき食品は?

改めるのは朝食が良いのか?

それとも夕食が良いのか?

家の食事を変えるのか?

外食を変えるのか?

 

「健康的な食生活を送る」
としたとき考えられる方法はいくらでもあります。

平均的な食事を考慮したらさらにきりがなくなります。

 

これでは人の行動が創られません。

 

選択肢が多すぎて
「何をしたらよいかわからない」
となるからです。

 

そうするとデフォルトと呼ばれる基本行動の
「変化をしない」
という行動を無意識に取るようになります。

 

「変化をしない人間」
が1人誕生することになります。

 

 

2人の教授も検討を進めていくのですが
「分析するだけ」
でなかなか前に進みません。

 

ただその中で
「牛乳」
にたどり着きました。

 

たいていのアメリカ人は
「優秀なカルシウム源」
として牛乳を飲みます。

 

しかし同時にアメリカ人の食生活の中で
「唯一最大の飽和脂肪の摂取源」
でもありました。

 

計算をすると驚くべき結果がわかりました。

 

普通の牛乳から低脂肪乳に変えるだけで
「国が推奨する飽和脂肪の基準」
まで下げることができたのです。

方法がわかれば後は実行するだけです。

 

では、どうしたらアメリカ人に低脂肪乳を飲ませることができるでしょうか?

 

それには
「冷蔵庫においてもらう」
ということです。

 

ふざけているわけではなく
「人は冷蔵庫にあるものを飲む」
からです。

 

問題は思うより難しくはありません。

 

健康的な食生活を送るには
「飲食行動」
を変える必要はありません。

 

「購買行動」
を変えればよいだけです。

 

 

それならどこで??

もちろんお店です。

 

お店で
「低脂肪牛乳」
を買ってもらえばよいということになります。

他に変えるところはありません。

 

だんだんと行動が明確になってきました。

 

教授たちはヴァージニア州の2つの自治体で
「キャンペーン」
を行うことにしました。

 

2種間にわたって
「広告」
を打ちました。

 

通常の健康促進キャンペーンはつまらないものに映ります。

しかしこのキャンペーンは違いました。

人の脳に刺さるメッセージを明確に出しました。

 

それは
「コップ1杯の牛乳には5枚のベーコンと同じ脂肪がある」
というメッセージを視覚的に訴えました。

 

またお店では
「試験官に油を入れて2リットルの牛乳にはこれだけの脂肪がある」
とパフォーマンスを見せました。

 

それを見た消費者の反応は
「気持ち悪い!」
でした。

 

行動を創るには
「とびきり明確な方法を示す」
「そして感情に訴える」
ことが重要です。

 

「視覚情報」
は脳の中で重要に捉えられます。

 

そして
「気持ち悪さから回避する」
という損失回避性を刺激します。

その結果
「こんな気持ち悪いことから離れたい!」
という感情が生まれ行動が創造されます。

 

 

このキャンペーンを行った結果
「低脂肪牛乳のシェアは18%⇒41%」
まで拡大しました。

 

しかもその後も
「35%」
で定着をしました。

 

 

この結果から
「人を正しい行動に導く」
パターンがわかりました。

 

人の行動を導くには
「とびきり明確な方法を提示する」
ことが必要なのです。

 

 

■あなたの会社の社員が変わらない理由も同様

これまで多くの
「人材育成や能力開発の責任者」
とお話をする機会がありました。

 

行動創造理論のお話をすると
「本当に行動が変わるのですか?」
と疑問を投げかけられることが多くあります。

 

それほど行動変革というのは
「難しいテーマ」
であることを証明しています。

 

 

ただ行動変革は
「実は単純なことを徹底する」
ことが重要なのです。

 

その1つが
「とびきり明確な方法を提示する」
ということです。

 

多くの企業では
「売上を〇〇円上げる」
「効率を〇〇%上げる」
「行動を〇〇%増やす」
といった目標が掲げられています。

 

さて今日の記事をご覧いただいて、改めて見て下さい。

上記の目標に対して、とびきり明確な方法はあるでしょうか?

 

この仕組みを変えなければ
「正しい行動創造」
は決してされないでしょう。

 

なぜなら人の基本行動は
「変化しない」
だからです。

 

行動を変えるには
「単純なことを突き詰める」
だけで実現できます。

 

今日の記事は
「行動創造理論の一端」
になります。

 

脳のメカニズムを理解すれば
「行動変革」
は実現できるようになるのです。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

私の提唱する「行動創造理論」は
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

脳科学

心理学

行動科学

 

これらの数多くの研究や知見を「ビジネスにおける行動」
に体系的に落とし込んだものです。

それを身につけ飛躍的に売上を伸ばすプログラムをご提供しています。

 

営業研修

マネージメント研修

能力開発トレーニング

 

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と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムですね。

 

ビジネスで成果を出すというのは
「人の行動を継続的に変化させる仕組み」
を本能の行動に合わせ考えてあげればよいだけです。

 

このようなプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

ビジネスの課題をすべて解決できるようになるでしょう。

 

 

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今日は行動変革の必須条件というテーマに触れてみました。

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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