粉末洗剤の大問題「考えるな、間違えろ!」で解決

2019.02.22

 

今日は

「間違い」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

①粉末洗剤のノズル問題を解決する

②最高の頭脳でも解決できず

③間違えたから上手くいった?

 

 

皆さんは

「粉末洗剤」

を使っていますか?

 

 

この粉末洗剤の製法は

「液体洗剤を超高圧で噴霧して乾燥させる」

というのが一般的です。

 

 

その粉末になった洗剤に

香り成分

肌に優しい成分

などを入れ特色をつけていきます。

 

 

粉末洗剤は生活品メーカーの

「収益の柱」

になっている商品です。

 

 

ただこの製法が開発された1970年台では

「高圧噴霧ノズルに問題」

を抱えていました。

 

 

それは

「すぐに目詰まりを起こしてしまう」

「目詰りの影響で粒の大きさがバラバラになる」

という問題です。

 

 

メンテナンスに時間がとられる

製品の質にも影響が出る

と改良はメーカーにとって急務でした。

 

 

しかし幸いなことに

「研究資金」

を豊富にもっていました。

 

 

さて、そのメーカーはどんな対策をとったでしょうか?

 

 

その資金を活用し

「最高の化学分析のエキスパート」

を集めました。

 

 

液体から個体に変化する

「相転移(液体の相⇒個体の相にかわること)」

にも詳しいメンバーです。

 

 

企業が問題解決をするときに

「最適な解決策を導く人」

として頼るのはこういう専門家です。

 

 

この専門チームは

「相転移プロセス」

を分析しました。

 

 

そして

「複雑な計算式」

を数々導き出しました。

 

 

そして長期間の研究の末

「1つのデザイン」

にたどり着きました。

 

 

その結果どうなったかというと

「ノズルの目詰まりは解消されない」

というものでした。。。

 

 

そこでそのメーカーは

「自社の生物学者」

に助けを求めました。

 

 

必要とされる

流体力学の知識

相転移の知識

については全く持ち合わせていません。

 

 

ほとんど破れかぶれだったと思います。

 

 

生物学者チームは

「現状のノズルの複製を10個」

つくりました。

 

 

そして

「ひとつずつわずかな変更」

を加えてどんな違いが出るかテストしました。

 

 

もちろん

「すべて失敗」

に終わります。

 

 

しかしそのうちの1つが

「小さな結果」

を出しました。

 

 

わずか1%~2%ですが

「生産性の向上」

が見られました。

 

 

今度はその

「成功モデル」

を基準にして10個作りました。

 

 

その後同様のプロセスを何度も繰り返しました。

 

 

そして

「449回の失敗」

を重ねて理想のノズルにたどり着きました。

 

 

このエピソードから気づくことは

「成功は頭の中にない」

ということです。

 

 

「考えるくらいなら、間違えたほうがいい」

と断言できます。

 

 

トライアンドエラー

PDCAサイクル

といろいろな言い方があります。

 

 

どんなに有能な知識があったとしても

「1つの行動には勝てない」

と私は思います。

 

 

計画通りに物事が進むのであれば

「すべての人間が成功している」

はずです。

 

 

「考えるな、間違えろ!」

という格言があります。

 

 

間違えを知るにはやはり

「行動」

しかありません。

 

 

今日は

「間違い」

というテーマに触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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