セブン-イレブンの看板の秘密

2016.10.07

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

昨日

「外からの情報がどのように記憶されるか」

ということに触れました。

 

 

今日はその外からの

「情報」

について触れてみたいと思います。

 

1広告看板には何が書いてあった?

2セブンイレブンの看板の特長

3見た人に覚えてもらう表現方法とは

 

 

ある看板のお話です。

 

 

街を歩いていたり

車で走っていると

こんな看板を見かけることはないですか?

 

 

「レストランまであと●●メートル」

 「コンビニまであと●●メートル」

 「ファストフードまで●●メートル」

 

見たという記憶はあると思います。

 

 

しかし明確に

「どこの看板に、何が書いてあったか」

という記憶は曖昧だと思います。

 

 

レストランを探している人

コンビニを探している人

ファストフードを探している人

 

こういったアンテナが立っている人には効果があります。

 

 

ただせっかく

「制作費と媒体費」

をかけていわけです。

 

 

できれば

「もう少し看板としての役割」

を増やせないでしょうか。

 

 

どうせならアンテナが立っていない人にも

「お店を認知」

してもらいたいですよね。

 

 

それを実感する看板がありました。

 

 

ある地域を車で走っていたときです。

「セブンイレブンまで999m」

このような看板がありました。

 

 

車の同乗者が

「なんで1kmと書かないんだろう」

とつぶやいたのです。

 

 

この時点でこの看板は

「役割」

を果たしました。

 

 

コンビニを探してはいませんでしたが

「999m先にコンビニがある」

ということは認知したわけです。

(正確に999m先かどうかはわかりませんが 笑)

 

 

中原街道を走っていたときにも

「セブンイレブンまで123m」

という看板を目にしました。

 

 

私はすでに

「999m看板」

でアンテナが立っていたのであっさりとこの看板にも反応し記憶をしました。

 

 

最近、近所にオープンした飲食店の看板には

「お店まで35歩」

しっかりと数えてしまいました 笑

 

 

当たり前と思っている認識を

少しだけ変える」

と認知はされやすいということですね。

 

 

プレゼンテーションでも

コミュニケーションでも

展示会の声掛けでも

 

「数字」

を明示することは重要です。

 

 

その時わかりにくいからと

「約〇〇〇」

とするのではなく

 

「正確な数字」

で伝える方が良いでしょう。

 

 

数字を数えさせれば

「認知」

となり、

 

同時に

「信頼感」

も創り出す効果があります。

 

 

セブンイレブンの看板のように

「なぜ〇〇〇なんだろう?」

疑問に思わせるという観点で、情報発信を考えてみると効果的かもしれませんね。

  

 

P.S.

タイトルでセブン-イレブンの看板の秘密と書いたので

「セブン-イレブンの看板は、なぜ最後のnだけ小文字なのか?」

という想像をされた方もいるかもしれませんが、今日はこのことではありませんでした。

 

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

 

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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