本日の記事の見出し
闇雲にインプットとアウトプットをしても効果は薄い!?
今日は
「スキルを身につける時間の配分」
というテーマに触れてみたいと思います。
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①スキル習得に必要な2つのこと
②インプットとアウトプットの最適な時間配分が明らかに!
③「ゲイツの理論」すらない企業研修は不要で無駄
■スキル習得に必要な2つのこと
新たなスキルを身につけるためには
「学習やトレーニング」
が必要であることは誰もが知っていることです。
では1つご質問です。
新たに覚えるために
「有効な時間配分」
はご存じですか?
スキル習得には
「インプットとアウトプットが必要条件」
です。
2つの時間配分を適切に行うことで、効率的にスキルを身につけることが出来ます。
脳のメカニズムから導き出した時間配分をご紹介します。
■インプットとアウトプットの最適な時間配分が明らかに!
人の行動を変えるには
「新たな知識(インプット)」
がまず必要になります。
そして自分のスキルとするために
「行動に変換する(アウトプット)」
ことになります。
アウトプットには実践を繰り返す
「反復」
をする必要があります。
このあたりは、誰もが想像できることですし、学生時代から繰り返してきたことでもあるでしょう。
インプットとアウトプットには
「適切な時間配分」
があることを明らかにした実験があります。
コロンビア大学のアーサー・ゲイツ氏の実験です。
ゲイツ氏は
「覚える時間」と「練習する時間」
の理想的な配分があるのではないかと考えました。
地元の学校の小3から中2までの
「5クラス」
を使って実験をしました。
アメリカで活躍する8,500人の経略をまとめた
「紳士録」
の内容を覚えて暗唱するという実験です。
3つのグループに分け
「9分で覚える共通ルールと、個別のルール」
を与えました
Aグループが覚える時間 1分48秒
Bグループが覚える時間 4分30秒
Cグループが覚える時間 8分00秒
9分から差し引いた残りの時間を
「暗唱の練習」
の時間に充てました。
明確な結果が出て
「暗唱を始める時間が早すぎても遅すぎてもダメ」
という事実を手にしました。
【覚える時間と練習時間の理想的な比率】
最初の3分の1を覚えることに使う
残りの3分の2を練習に使う
上記が最適な時間配分です。
■「ゲイツの理論」すらない企業研修は不要で無駄
あなたもスキルアップを図るとき
「最適な時間配分」
を意識されると良いかもしれません。
同じ時間を訓練に投資するのであれば
「効率よくスキルアップ」
をする方が良いに決まっています。
またスキルや記憶を定着させるには
「反復」
も重要になります。
反復の感覚を
「少しずつ拡げていく」
ことがポイントです。
連日同じことを繰り返していると
「脳に取って慣れ親しんだ情報」
となってしまい、忘れる領域に情報が分類されます。
まず次の日に確認する
そして3日後に確認する
一週間後に確認する
1か月後に確認する
上記のように
「反復の間隔」
を広げていくことで、当たり前に使えるスキルとなります。
さて、
「企業研修」
に話を移しましょう。
ここまで触れた
「スキルの習得のメカニズム」
は研修プログラムにおいても同様です。
よくある
「知識の羅列」
だけの研修では意味が無いことが明らかです。
内部講師による研修だけでなく
「外部研修」
でも行われているのでたちが悪いですね。
研修を生業としているのであれば
「脳のメカニズムに沿ったプログラム」
を提供するのが筋だと思いますが、そんなことはありません。
決められた台本に沿って
「普通の講師が普通の話をする」
だけの研修を受けたことはありませんか?
受講している際には
「新しい情報」
に触れるので学んだ気になります。
その時点で
「研修アンケート」
を取るので、アンケートの評価は高いものとなります。
しかし実際には
「定着させるための仕掛け」
が無いので、数日後にはほとんど忘れている状態になります。
人事や上司が嘆く
「研修をやっても元に戻ってしまう」
を作り上げていくこととなります。
研修プログラムをくみ上げる人なら
「ゲイツの研究結果」
くらいは当たり前のように組み込んでほしいですね。
私も
「営業研修」と「マネジメント研修」
をビジネスの主軸としております。
「行動創造理論」
という科学を基軸としたビジネス理論に基づく研修プログラムです。
企業様が貴重な時間とお金を投資いただくので
「確実な成果」
をコミットして行っています。
これまでご採用いただいた企業様からは
「9年連続で100%のリピート」
をいただいております。
成果が認められたと、自分では受け止めております。
また受講した営業たちも
「フォローアッププログラム」
をしっかりとこなして、トップセールスになり今も活躍をしています。
効率の良い人材育成をお考えの方は
「行動創造理論」
に一度触れてみてはいかがでしょうか?
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
-
脳科学
-
心理学
-
行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
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営業研修
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マネジメント研修
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能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。
成約率が50%向上した
新規案件数が10倍に増えた
たった1か月で売上が4.6倍になった
上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。
すでに8,816人の営業が飛躍的に向上させました。
今日は「スキルを身につける時間の配分」というテーマに触れてみました。