【ビジネス寓話シリーズ】「貧乏神と福の神」なぜ男は貧乏神を選んだのか

2019.07.21

 

人気の

「ビジネス寓話シリーズ」

をお送りいたします。

 

今日のお話は

「貧乏神と福の神」

です。

 

このお話にはどんな教訓があるのでしょうか?

 

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昔ある村に

「ものすごく貧乏な男」

が住んでいました。

 

いくら働いても、全く楽になりません。

 

その理由は

「貧乏神」

が住んでいたからです。

 

その男も嫁さんも働き者でした。

毎日毎日せっせと働き続けます。

 

ある時天井から

「鳴き声」

がしました。

 

男が天井裏を見てみると

「汚い身なりのじいさん」

が声を張り上げて泣いていました。

 

「あんたは一体だれかね?」

と男が尋ねると

 

じいさんは

「わしは貧乏神じゃ。お前さんらがよく働くから、今夜福の神がやってくるという」

と答えます。

 

そして

「そうしたらわしはこの家を出なければならん」

と続けます。

 

男は

「家の守り神が貧乏神」

と聞いて残念でした。

 

しかし

「せっかく長いこと居てくれたんだ、このままいてくだせえ。」

と言いました。

 

どこに行っても嫌われ者だった貧乏神は

「初めて優しい言葉」

をかけられました。

 

今度は大きな声で

「うれし泣き」

を始めました。

 

そんな時

「トントントン」

と戸を叩く音がしました。

 

「お待たせ、私は福の神じゃ。神の国からはるばるやってきたぞ」

と声がして扉があきました。

 

福の神は貧乏神をみて

「なんだ!まだおったのか」

と力づくで追い出そうとします。

 

だが貧乏神も負けてはいません。

福の神に突進をしていきました。

 

しかしやせ細った貧乏神では

「でっぷり太った福の神」

と勝負になりません。

 

その時、なんと夫婦が

「貧乏神の助け」

に回りました。

 

3人が力を合わせて福の神を倒しました。

 

福の神は

「わし福の神だよね。中にいるのは貧乏神」

わけがわからず、首をひねりながら神の国に帰っていきました。

 

次の日は正月でした。

 

質素ではありましたが

「夫婦と貧乏神」

でささやかなお祝いをしました。

 

それからこの家はあまり金持ちにはなりませんでしたが

「幸せ」

に暮らし続けたそうです。

 


 

この寓話にでてくる神様は

「先天的な才能」

と捉えることができます。

 

自分の中に福の神が住んでいる人は

「先天的な才能に恵まれている」

という人かもしれません。

 

もしかしたら

「世界的なトップアスリート」

たちに福の神がいるのかもしれません。

 

そう考えると

「ほとんどの人は貧乏神が住んでいる」

ということになるでしょうか。

 

しかしこう考える方が楽かもしれません。

 

「自分だけが才能に恵まれなかった」

などと考える必要がなくなるわけです。

 

この寓話の夫婦の結末は

「幸せ」

で締めくくられています。

 

才能がないからと言って

運がなかったからと言って

 

「幸せになれない」

なんてことはないということです。

 

逆に生まれたときに

「福の神」

に恵まれていたからと言って幸せになるとは限りません。

 

「才能や環境」

に恵まれていたからと言って、上手くいくとは限らないでしょう。

 

それよりも重要なのは

「行動をする」

ということです。

 

貧乏神が福の神に突進していったように・・・

 

そもそもビジネスにおいて

「先天的に必要な能力」

というものはほとんどありません。

 

そのすべてが

「後天的な努力」

で身につけられるものです。

 

・ビジネスのアイデア

・対人コミュニケーション

・信念をもって続けるチカラ

 

これらに

「先天的な才能」

など必要ありません。

 

それよりも大切なのは

「一歩踏み出す力」

だけです。

 

人はそもそも

「変化しないように」

と脳の中にプログラムをされています。

 

何もしなければ

「変化をしない」

ようにできています。

 

必要なことはそれを受け止めて

「プログラムを書き換えるチカラ」

だけです。

 

この夫婦は

「働き続ける」

という行動を取り続けました。

 

そうすれば

「どんな神様がいようと」

幸せになれるというお話でした。

 

今日はビジネス寓話シリーズ

「貧乏神と福の神」

をお送りいたしました。

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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