「できない」とあなたが口にした瞬間、脳では何が起こっているのか?

2022.09.24

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

「できない」と口にした瞬間に、脳は確実にある反応をします

 

 

今日は
「できない」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①2つのグループの言葉を口に出してみてください「違いに気づきましたか?」

②「できない」と言ったときに、脳に何が起きているのか?

③無理して続ける必要はない、ただ最後にポジティブな言葉を置くだけ

 

 

■2つのグループの言葉を口に出してみてください「違いに気づきましたか?」

 

 

「〇〇できる」

「〇〇できない」

 

 

上記2つの言葉は正反対の言葉です。

 

 

よく言われるのは
「ポジティブな言葉を使うと活力が湧いてくる」
ということです。

 

 

逆に
「ネガティブな言葉を使うと活力が失われる」
と言われています。

 

 

実際に試してみましょう。

 

 

目標を達成できる

大きなお金が手に入る

みんなに喜んでもらう

元気があふれている

 

 

ポジティブな言葉を口に出してみてください。

 

 

目標が達成できない

お金を失う

みんなに蔑まされる

体がだるくて動けない

 

 

ネガティブな言葉を口に出してみてください。

 

 

どうですか??

身体に変化はありませんでしたか?

 

 

恐らく今、脳のコンディションが良くないので
「もう一度ポジティブな言葉に触れる」
ことをしてください。

 

 

そしてリセットをして次のお話に行きましょう!

 

 

■「できない」と言ったときに、脳に何が起きているのか?

 

 

「できない」
と言ったときに、脳に何が起きているのでしょうか?

 

 

できないと言った瞬間
「やらなくて良い」
と脳は無意識のうちに判断を下します。

 

 

そして不必要なエネルギーを使わないように指示を出し
「全身のエネルギーが低下する」
こととなります。

 

 

出来ないと言った瞬間に体が重くなるのは、脳の指示が原因です。

 

 

簡単なテストをやってみましょう。

 

 

■身体を使ったテスト■

 

【1回目】

①両手を水平に肩の高さまで上げてみてください

②両手を握ってこぶしを作ってください

③何か自信をもって出来ることを考えてみてください

④誰かに両手を押し下げてもらい、あなたは抵抗してください

 

 

【2回目】

①両手を水平に肩の高さまで上げてみてください

②両手を握ってこぶしを作ってください

③何かできないことを考えてみてください

④誰かに両手を押し下げてもらい、あなたは抵抗してください

 

 

さて結果はどうだったでしょうか?

1回目の方が抵抗できたはずです。

 

 

それほど筋力を使うものではないので、疲労は全く関係ありません。

脳がエネルギーを発揮させようとしているか、抑えようとしているかの違いです。

 

 

考えることを少し変えるだけで
「身体に影響が出る」
ということです。

 

 

「〇〇できない」

「〇〇にならない」

「〇〇しない」

 

 

上記の言葉に対して脳はイメージが出来ないということです。

 

 

■無理して続ける必要はない、ただ最後にポジティブな言葉を置くだけ

 

 

しかしながら
「ポジティブな言葉を常に口にし続ける」
というのは難しいかもしれません。

 

 

誰だって疲れているときや、壁に当たったときは
「落ち込んでネガティブな言葉」
を口にしてしまうことでしょう。

 

 

それはしかたが無いので構わないでしょう。

ただ、ネガティブな言葉を口にしたことに気づいてください。

 

 

そしてウソでもいいので
「〇〇できる」
と肯定的な言葉に置き換えてあげましょう。

 

 

たったこれだけで十分です。

最後に触れた言葉で、脳は想像をして、必要な行動を指示します。

行動に必要なエネルギーを出す指示を送ります。

 

 

もう少し習慣的に行いたいのであれば
「1分間」
もあれば十分です。

 

 

なりたい自分の姿を言葉に書いてみてください。

そして10回口に出してみましょう。

口に出しているときに、達成した自分の姿を映像で想像できるとなお良いですね。

 

 

視覚情報を伴っているので
「脳が強く反応する」
という効果があります。

 

 

朝起きたときでも良いですし、寝る前でも良いでしょう。

科学を基軸とした方法なので、少しだけ続かせることができれば効果は明確に出てくるでしょう。

 

 

簡単なことなので「やるだけ」です。

今日は行動創造理論をモチベーションに応用した記事でした。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

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上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

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今日は「できない」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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