「夫婦喧嘩にヒント」評価を部下に納得させるマネージメント法

2019.09.13

 

今日は

「先入観と偏見」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

①人の判断の多くは「バイアス」がかかっている。

②ある研究で夫と妻に1つの質問を尋ねてみたら・・・

③バイアスを取り除くとっておきのマネージメント方法

 

 

■人の判断の多くは「バイアス」がかかっている。

 

「バイアス」

という言葉を聞いたことはあると思います。

 

バイアスとは・・・

英単語の

「bias」

が由来の言葉です。

 

意味としては

・傾向

・先入観

・偏見

などが挙げられます。

 

人の判断の多くは

「バイアス」

がかかったものが非常に多く見受けられます。

 

しかもそれは

「無意識のうちに行われる」

ので不合理な判断をすることが多くみられます。

 

 

・精悍な顔つきをしているから仕事ができそう

・高齢者は大統領を支持している

・物静かなあの人はきっと図書館の司書だろう

 

これらはすべて

「偏見や先入観」

に過ぎません。

 

バイアスを防ぐために

「自分自身で常に監視をする」

というのは大変面倒なことです。

 

しかし

「高い代償を伴うエラーを防ぐ」

ということを考えれば努力する価値はあるでしょう。

 

 

■バイアス研究で夫と妻にある質問を尋ねてみたら・・・

 

バイアスを研究する過程で

「何組かの夫婦」

に質問をしました。

 

『家の掃除・整理整頓へのあなたの貢献度はどのくらいですか?』

 

という質問です。

 

回答者は

「パーセンテージ」

で答えます。

 

それ以外にも

・ゴミ出し

・洗濯

・社交的な行事

に対しても同様に答えてもらいます。

 

では

「夫と妻が答えた貢献度を合計」

するとどうなるでしょうか?

 

100%になるでしょうか?

上回るでしょうか?

下回るでしょうか?

 

そうです。

 

ご明察の通り

「貢献度の合計は100%を上回る」

という結果になります。

 

その理由は

「単純なバイアス」

で説明がつきます。

 

自分がやっている家事は

「相手がやっていることよりはっきりと思い出すことができる」

からです。

 

自分がやったことは

「情報としてすぐに取り出せる」

ため貢献度の判断の差として現れます。

 

これは

「利用可能バイアス」

という心理作用です。

 

 

■バイアスを取り除くとっておきのマネージメント方法

 

夫婦喧嘩の原因に関しても同様です。

 

「犬も食わない」

と言われる夫婦喧嘩ですが

 

実は夫も妻も自分に

「非がある可能性を見積もっている」

ようです。

 

ただしそれはゴミ出しのような

「よいこと」

に比べるとかなり小さいものです。

 

このバイアスのおかげで

「相手の貢献度は自分よりも小さい」

と考えてしまいます。

 

しかもそれは

「お互いに」

ということです。

 

 

■あなたの組織でも常に起こっていること

 

このバイアスは

「夫婦の関係」

に限ったことではありません。

 

「チームで仕事をする」

場合でも同様に起きていることです。

 

つまり

「他のメンバーの貢献度は自分より小さい」

と考えているということです。

 

「自分の方があいつより頑張っている」

とほとんどの人が考えているということです。

 

このときに起こる軋轢は

「適切に評価されていない」

とメンバーが感じることです。

 

例えば

「報酬」

に違いが出るときは露骨です。

 

この認識は

「脳の自動システム」

で行われているため論理的に説明しても効果がありません。

 

そんなときマネージャーはどうしたらよいでしょうか・・・

もしあなたがマネージャーならどうしますか??

 

 

とっておきの方法を1つお教えいたします。

 

それは夫婦の研究で使ったものと同様です。

 

メンバー全員に

「自身の貢献度を自己評価させる」

ということです。

 

そしてそれを

「全て足すと100%になる」

ということをメンバーに示してあげてください。

 

人間の脳にとって

「自身の手で明らかにした情報」

というものは評価が高い情報です。

 

そのため

「少し評価を高く見積もったかな・・・」

とバイアスを外した判断ができるようになります。

 

ただし1点だけ肝に銘じておいてください。

 

経営者やマネージャーであるあなたも

「自己評価を高く見積もっている」

ということを・・・。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する

「行動創造理論」

はこのような脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

・脳科学

・心理学

・行動科学

の数多くの研究や知見を

 

「ビジネスの行動」

に体系的に落とし込んだものです。

 

それを身につけ飛躍的に売上を伸ばす

「営業研修」

「セールストレーニング」

のプログラムのご提供をしています。

 

ビジネスで成果を出すというのは

「人の行動を継続的に変化させる仕組み」

を本能の行動に合わせてを考えてあげればよいだけです。

 

このようなプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

 

【ご連絡フォーム】

 

行動創造理論により

「ほとんどのビジネスの課題は解決できる」

でしょう。

 

今日は

「先入観と偏見」

というテーマに触れてみました。

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

記事カテゴリー